エイシンアポロン(欧字名:Eishin Apollon、2007年1月22日 - )は、アメリカ合衆国で生産された日本の競走馬、種牡馬。
2011年のマイルチャンピオンシップ(GI)、富士ステークス(GIII)、2009年の京王杯2歳ステークス(JpnII)優勝馬。馬名の由来は、冠名+ギリシア神話に登場する太陽神「アポロン」。
戦績
- 特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ
2009年8月2日、小倉競馬場での2歳新馬戦でデビューし、5着。2戦目で初勝利を挙げ、野路菊ステークス5着を挟み出走のデイリー杯2歳ステークスでリディルの2着となった後、続く京王杯2歳ステークスではアニメイトバイオを1馬身4分の1差下して重賞初制覇を果たした。12月の朝日杯フューチュリティステークスはローズキングダムの2着に終わった。3歳時は初戦の弥生賞、秋初戦の毎日王冠は2着だったものの、3走したG1競走ではいずれも6着以下の成績に終わり、天皇賞(秋)のあと1年近い休養に入る。また、休養中に岡田稲男厩舎から松永昌博厩舎に転厩した。復帰初戦の毎日王冠4着ののち、富士ステークスではアプリコットフィズと競った末に下して重賞2勝目を挙げた。11月のマイルチャンピオンシップでもフィフスペトルを下してGI初制覇を飾った。2012年の5歳時は寝違えで初戦予定の中山記念を回避しドバイデューティーフリー遠征も取り止め、初戦のマイラーズカップ14着以降二桁着順があい続き、チークピーシーズを装着して臨んだ、マイルチャンピオンシップ14着が最後の競馬となって11月21日付で競走馬登録を抹消された。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
引退後
引退後はレックススタッドで種牡馬となり、7シーズンの供用で血統登録頭数60頭、出走頭数はそのうちの50頭を数え、37頭が勝ち馬となった。2020年のシーズンをもって種牡馬を引退し、引退名馬繋養展示事業の対象馬となり、北海道浦河町の栄進牧場で繋養されている。
主な産駒
- エイシンハルニレ(新緑賞、オパールカップ、ハヤテスプリント)
血統表
- 母Silk And Scarletは英国産の競走馬で、2001年の愛デビュタントS(G2)勝ち馬。2005年のアメリカンオークスステークス(米G1)では、日本から遠征してきたシーザリオと対戦している。
- 半弟にMaster of Hounds(ジェベルハッタ)、半妹にMinorette(ベルモントオークスインビテーショナルステークス)。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post
- エイシンアポロン - 競走馬のふるさと案内所
- エイシンアポロン - 引退名馬(名馬.jp)




