「sense of wonder」(センス・オブ・ワンダー)は、梶裕貴の楽曲。彼の1枚目のシングルとして2012年2月22日にLantisから発売された。
概要
自身の歌手デビュー作品であり、収録されている曲の作詞は全て自身が手掛けている。また、歌手活動を開始する事は自身の誕生日の2011年9月3日、本作のリリース発表は同年11月27日にランティスの公式サイトで発表された。初回生産限定盤は豪華ブックレットが同梱、スリーブケース仕様になっている。
DVDが同梱されており、表題曲「sense of wonder」のPV、ディスクジャケット、PVのメイキング映像が収録されている。PVの内容は、曲と歌詞の世界観に梶の思い描いているイメージを取り入れて制作された。完成時は「真っ白な所にカラフルな絵の具が飛び散る絵が浮かんだ。」という。
本作の発売を引っ提げたキャンペーン『梶裕貴 まるかじりキャンペーン』が開催された。内容は店舗別特典「スタンドポップ(梶パネっ)」が同梱される「梶裕貴がいろんなお店をまるかじりっ!」、2012年2月25日、3月3日にそれぞれ東京、大阪で「梶裕貴を東京・大阪でまるかじり!」の2種イベントが展開された。また、同イベントの東京公演のダイジェスト映像が3月15日に自身の公式ホームページで公開された。
主な記録
2012年3月5日付のオリコン週間シングルチャートで11位を獲得。初動売上は1.0万枚を記録した。デイリーチャートでは2月21日、2月23日付で11位、2月22日付で最高位の7位、2月24日、2月25日付で12位、2月26日付で22位、2月27日付で15位を獲得した。また、2012年2月度の月間チャートでは38位を獲得。推定売上枚数は1.1万枚を記録した。
2012年3月5日付のBillboard JAPAN HOT 100で55位、Billboard JAPAN Hot Singles Salesで9位、Billboard Hot Animationで7位を獲得した。また、2012年2月20日から2月26日調査分のサウンドスキャンの週間シングルCDソフトTOP20では13位、2012年3月3日放送分のCOUNT DOWN TV内のThis Week's TOP 100では17位。
2012年2月13日付のアニメロミックス週間着うたチャートで表題曲「sense of wonder」の着うたが首位を獲得した。また、配信開始日の2012年2月8日付のアニメロミックス着うたデイリーランキングでは、表題曲「sense of wonder」が首位、カップリング曲の「夜の魔法」が2位、2012年2月度のアニメロ着うたフル TOP100で51位を獲得した。
収録曲
(全作詞:梶裕貴)
- sense of wonder [4:37]
- 作曲:高阪昌至、編曲:清水哲平
- テレビ東京、びわ湖放送音楽番組『アニソンぷらす』2012年2月度オープニングテーマ
- アニメ情報番組『AG学園 あに☆ぶん』2012年3月度エンディングテーマ
- 暖かさと明るさを感じさせるポップな曲で、タイトルは中学の英語の授業で習ったレイチェル・カーソンの本から付けられた。
- レコーディング開始前に歌い方を複数考えていたが、唄入れを行っていくうちに「自然体な歌い方になった。」と語っている。
- 夜の魔法 [4:14]
- 作曲:mixakissa、編曲:宮田優一
- レコーディング開始寸前まで選曲が難航したため、スタッフから違う雰囲気の曲を入れる事が提案されたが、「sense of wonder」の世界観を壊したくなかったため、提案には乗り気でなかったが、最終的に他の2曲と雰囲気が違う曲調に落ち着いた。歌詞の内容は梶の癖が反映されたものとなっている。
- HOME [5:26]
- 作曲・編曲:福富雅之
- 梶の親に対する感謝が綴られた楽曲で、CD発売の2日後が梶の母親の誕生日になっている。曲を電車の中で初めて聴いたとき、「さぁ おうちへ帰ろう」というサビが脳裏に浮かんだため、この曲に親への想いを入れようと考えた。
- sense of wonder(Instrumental)
- 夜の魔法(Instrumental)
- HOME(Instrumental)
- DVD
- sense of wonder(Music Clip) [4:47]
- Making of "sense of wonder" [10:32]
クレジット
参加ミュージシャン
脚注
外部リンク
- sense of wonder




