アーロン・J・クロウAaron J. Crow, 1986年11月10日 - )は、アメリカ合衆国カンザス州トピカ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。

経歴

プロ入り前

ミズーリ大学では最速96mphの動く速球とスライダーを武器に活躍し、大学球界では左腕のブライアン・マティスと並ぶドラフトの目玉投手となった。

2008年のMLBドラフト1巡目(全体9位)でワシントン・ナショナルズから指名されたが、400万ドルの契約金を要求したクロウの代理人に対し、ナショナルズが350万ドルしか提示しなかったため交渉は決裂した。その後は独立リーグのフォートワース・キャッツでプレーした。

プロ入りとロイヤルズ時代

2009年のMLBドラフト1巡目(全体12位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名を受け、9月15日に契約金300万ドル及び出来高払い150万ドルのメジャー契約で入団に合意した。

2010年はAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでスタートするが、不振でシーズン途中にA 級ウィルミントン・ブルーロックスに降格し、トータルで防御率5.73に終わった。

2011年からはリリーフに転向し、オープン戦で好成績を残して開幕ロースターに入り、3月31日のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム戦でメジャー初登板を果たした。その後好投を続け、オールスターにもロイヤルズの選手ではただ1人選出された。しかし、前半戦の防御率2.08に対し、後半戦は4.34と失速。毎日のブルペンでの調整で疲労が溜まったことが原因とされた。

2012年からは再び先発に転向することになったが、3月にホアキム・ソリアがトミー・ジョン手術でシーズンを全休することが決まると、クロウはリリーフに配置転換された。

2014年1月31日にロイヤルズと147万5000ドルの1年契約で合意した。レギュラーシーズンでは、2012年に次ぐ自己2位となる67試合に登板し、通算250試合登板を達成した。4年連続となる55試合以上に投げたが、防御率はメジャーデビュー以来ワーストとなる4.12 (初の4点台) となった。3セーブ・10被本塁打は、いずれも最も多い数字である。

マーリンズ時代

2014年11月28日にブライアン・フリンとリード・レッドマンとのトレードでマイアミ・マーリンズへ移籍した。

2015年シーズンには先発投手に転向させる案が浮上したが、3月に右肘に違和感を訴え4月5日に故障者リスト入りし、トミー・ジョン手術を受けることになった。シーズン終了後の12月2日にノンテンダーFAとなった。

マーリンズ退団後

2016年2月19日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだが、右肘痛によりルーキーリーグでの3試合の登板に終わった。

2017年は所属球団なく、2018年5月1日にメキシカンリーグのモンクローバ・スティーラーズと契約した。7月3日にFAとなる。7月26日にプエブラ・パロッツに移籍。

投球スタイル

92~96mphの速球とスライダーが全投球の9割以上を占める。チェンジアップの精度が上がらず、先発としては好成績を残せなかったが、大学時代から「先発よりもクローザー向き」と評されていた通り、リリーフ転向後は速球とスライダーの組み合わせで結果を残している。

詳細成績

年度別投手成績

  • 2018年度シーズン終了時

記録

  • MLBオールスターゲーム選出:1回(2011年)

背番号

  • 43 (2011年 - 2015年)

脚注

関連項目

  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 C

外部リンク

  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • Aaron Crow (@acrow43) - X(旧Twitter)

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