板チタン石(いたチタンせき、brookite)は、鉱物(酸化鉱物)の一種。ブルカイトあるいはブルッカイトともいう。
名前はイギリスの結晶学者 Henry James Brooke にちなむ。
産出地
火成岩や変成岩中に産する。
性質・特徴
化学組成は TiO2(酸化チタン(IV))で、ルチル(正方晶系)、鋭錐石(正方晶系)とは多形の関係にある。結晶系は斜方晶系。
用途・加工法
宝石などに使用される。
脚注
参考文献
- 黒田吉益、諏訪兼位『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』共立出版、1983年、173頁。ISBN 4-320-04578-5。
- 松原聰『日本の鉱物』学習研究社〈フィールドベスト図鑑〉、2003年、64頁。ISBN 4-05-402013-5。
- 青木正博『鉱物分類図鑑 : 見分けるポイントがわかる』誠文堂新光社、2011年、76頁。ISBN 978-4-416-21104-5。
関連項目
- 鉱物 - 酸化鉱物
- 鉱物の一覧
- ルチル、鋭錐石
- 酸化チタン(IV)
外部リンク
- 福岡正人. “鉱物リスト”. 地球資源論研究室. 広島大学大学院総合科学研究科. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月30日閲覧。




