等々力城(とどりきじょう)は、長野県安曇野市穂高等々力にあった日本の城。標高は536メートル。
概要
創建年代は不明。戦国時代は城主の等々力治右衛門が武田氏に臣従し、安曇郡支配の拠点の一つとなったが、武田氏滅亡とともに廃城となった。
穂高川と「欠の川」が合流する三角地形を利用して築城された。西方に「貝梅城(北城)」、東方に「主水城(あら城)」を配備して防備を固めた。城址の東側には大きな土塁があり、北側の土塁との間に虎口が開けており、曲輪を形成する。また穂高川のほとりには鎮守の鹿島神社が祀られている。
脚注
参考文献
- 平井聖ほか 1980『日本城郭大系』第8巻(山梨・長野)新人物往来社
- 宮坂武男 著 「図解山城探訪 第六集 安曇資料編」長野日報社 1999年
- 宮坂武男 著『縄張図・断面図・鳥瞰図で見る信濃の山城と館』第7巻 戎光祥出版 2013年
関連項目
- 日本の城一覧




