カルナバイオサイエンス株式会社(英: Carna Biosciences, Inc.)は、兵庫県神戸市中央区に本社を置くバイオベンチャー。
概要
日本オルガノン株式会社の研究部門を母体とし2003年(平成15年)4月10日に分離独立したベンチャー企業で、キナーゼタンパク質の製造・販売を行う創薬支援事業および自社のキナーゼコア技術を用いた創薬事業を主な業務としている。
社名の由来はローマ神話に登場する人間の健康を司る女神「カルナ」と生命科学(バイオサイエンス)に因んでいる。
沿革
- 2003年(平成15年)4月10日 - 日本オルガノン株式会社より分離独立し設立。
- 2008年(平成20年)3月25日 - ジャスダックNEOへ株式を上場。
- 4月 - アメリカマサチューセッツ州に子会社のCarnaBio USA, Inc.を設立。
- 2010年(平成22年)10月12日 - ヘラクレスとジャスダックが市場統合し、JASDAQグロースへ移行。
- 2013年(平成25年)3月22日 - ラクオリア創薬株式会社とキナーゼを標的とした創薬研究に関する共同研究契約を締結。
- 9月 - 株式会社ProbeXを買収。
- 2019年(令和元年)6月 - アメリカ合衆国・ギリアド・サイエンシズとライセンス契約締結。一時金は当時の創薬ベンチャーで最高額の約21億円。総額では約500億円となった。
- 2020年(令和2年)3月 - 中華人民共和国・バイオノバ・ファーマシューティカルズとライセンス契約締結。
- 2022年(令和4年)4月4日 - 東京証券取引所グロースへ移行。
関連会社
- CarnaBio USA, Inc.(アメリカ)
脚注
外部リンク
- カルナバイオサイエンス株式会社 - 公式ウェブサイト




