クリスチャン・ルイス・パトリック・フリードリック(Christian Louis Patrick Friedrich , 1987年7月8日 - )は、アメリカ合衆国・イリノイ州エバンストン出身のプロ野球選手(投手)。左投右打。
クリスチャン・フリードリッヒとも表記される。
経歴
プロ入りとロッキーズ時代
イースタン・ケンタッキー大学出身。2008年のMLBドラフト1巡目(全体25位)でコロラド・ロッキーズに入団。
2010年の開幕前にはベースボール・アメリカ(Baseball America)のプロスペクトランキングで33位に入るなど期待は高かったが、その後2年連続でAA級で防御率5点台に終わるなど伸び悩みの時期を経験した。
2012年は前年に悩まされた上腕二頭筋腱炎が全快し、フォーム改造の効果もあってスプリングトレーニングから好投を続けた。5月9日のサンディエゴ・パドレス戦でメジャーデビューし、6回1失点で初登板初勝利を挙げた。8月4日に腰背部の疲労骨折で故障者リスト入りし、シーズンを終えた。
2016年1月28日にジェイク・マギーの加入に伴い、DFAとなった。2月5日にウェーバーを経てロサンゼルス・エンゼルスに移籍したと発表されたが、2月19日に指名を取り消したとMLBコミッショナー事務所から発表され、自由契約となった。
パドレス時代
2016年3月3日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリングトレーニングに合流した。5月12日にメジャー昇格し、ミルウォーキー・ブルワーズ戦に先発するも、6回1失点で敗戦投手となった。同年は5勝を記録。
2017年はメジャーに昇格することができず、オフにパドレスを自由契約となった。
パドレス退団後
2019年3月26日に独立リーグ・アトランティックリーグのニューブリテン・ビーズと契約。7月1日に解雇となったが、7月9日、故障のため退団したエディ・バトラーの代役として、韓国プロ野球のNCダイノスと契約した。NCでは7勝を記録するも同年限りで退団。
2019年11月6日にニューブリテン・ビーズと再契約。しかしチームが解散したためウェイバー公示を経てサマセット・ペイトリオッツへ移籍。
2020年2月25日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだが、新型コロナウイルスの感染拡大によりマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦に出場することなく6月13日に自由契約となった。
2021年6月29日にアトランティックリーグのレキシントン・レジェンズと契約した。8月7日にシカゴ・ドッグスへトレード移籍した。
投球スタイル
平均92マイルのフォーシームとシンカー、平均85マイルのスライダー、平均77マイルのカーブ、平均84マイルのチェンジアップの5つが主な球種。それ以外にも、稀にではあるがカッターとスプリッターも投げる。カーブは高校時代から評価が高かった。
詳細情報
年度別投手成績
- 2020年度シーズン終了時
背番号
- 53 (2012年、2014年 - 2016年、2019年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 F
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Christian Friedrich stats MiLB.com (英語)
- Christian Friedrich (@CFRIED12) - X(旧Twitter)




