秋保町(あきうまち)は、1967年(昭和42年)から1988年(昭和63年)まで宮城県名取郡に存在した町。
現在は、仙台市太白区の西部を構成し、太白区役所秋保総合支所によって管轄されている。
地理
町域の大部分が山林であり、名取川の流域となっている。秋保大滝や磊々峡、秋保温泉や二口温泉といった観光資源が多く存在している。
- 山岳 - 神室岳(1,356m)、大倉山 (433m)、太白山 (321m)
- 河川 - 名取川、笊川
隣接していた自治体
- 宮城県
- 仙台市
- 柴田郡:川崎町
- 山形県
- 山形市
- 東根市
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、名取郡新川村、馬場村、長袋村、境野村及び湯元村の区域をもって、秋保村が発足する。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 大字新川の区域が、宮城郡宮城村に編入された。
- 1967年(昭和42年)4月1日 - 町制施行により、秋保町となる。
- 1968年(昭和43年)1月1日 - 町章を制定。
- 1988年(昭和63年)3月1日 - 仙台市に編入する。旧町役場は、仙台市の秋保総合支所(現在は太白区秋保総合支所)となった。
人口
国勢調査人口の推移(単位:人)を以下に示す。
行政
紋章
- 片仮名の「ア」を図案化したものを1968年1月1日に制定。
地域
教育
小学校
- 秋保町立秋保小学校
- 秋保町立馬場小学校
- 秋保町立湯元小学校
中学校
- 秋保町立秋保中学校
高等学校
- 宮城県農業高等学校秋保分校
養護学校
- 宮城県立拓桃養護学校
医療
- 宮城県拓桃医療療育センター
交通
鉄道
- 秋保電気鉄道秋保線(1961年廃止)
- 磊々峡 - 秋保温泉
- 仙山線
- 秋保町内に駅は設けられていない。
バス
- 宮城交通
- 仙台市営バス
道路
一般国道
- 国道457号
名所・旧跡・観光スポット
- 秋保大滝
- 秋保温泉
- 二口温泉
- 磊々峡
出身者
- 郡和子 - 仙台市長
脚注
注釈
出典
参考文献
- 秋保町『秋保町勢要覧 1983』宮城県名取郡秋保町、1983年。
関連項目
- 宮城県の廃止市町村一覧
外部リンク
- 街角の風景 秋保町をさがせ



