森 バジル(もり バジル、1992年 - )は、日本の小説家。
福岡県在住。シンガーソングライターの藤原さくらは義妹にあたる。
来歴
宮崎県宮崎市生まれ。十代で作家デビューした綿矢りさらに憧れ、中学一年生の頃から小説を書き始める。
九州大学卒業後、福岡市で会社勤めのかたわら新人賞への応募を開始する。
2018年に「モノクロボーイと月嫌いの少女」で第23回スニーカー大賞《秋》の優秀賞を受賞。同作を改題・改稿した文庫『1/2ーデュアルー死にすら値しない紅』を刊行し作家としてデビューする。
その後、一般文芸に範囲を広げ、2023年に『ノウイットオール あなただけが知っている』で第三十回松本清張賞を受賞。
人物
- 短歌とお笑いが好き。
- 学生時代はバンドサークルに所属してマキシマム ザ ホルモン等の楽曲を演奏していた。またDTMが趣味であり、自作したボカロ曲を自身のYouTubeチャンネルに上げている。
- 冲方丁が憧れの作家であり、『マルドゥック・スクランブル』を「最強のエンターテイメント」と評している。
文学賞受賞・候補歴
- 2018年 -「1/2ーデュアルー死にすら値しない紅」(「モノクロボーイと月嫌いの少女」より改題)で第23回スニーカー大賞《秋》 優秀賞受賞
- 2023年 -「ノウイットオール あなただけが知っている」で第三十回松本清張賞受賞
作品
著書
- 1/2ーデュアルー死にすら値しない紅(2019年2月、角川スニーカー文庫)
- ノウイットオール あなただけが知っている(2023年7月、文藝春秋)
- なんで死体がスタジオに!?(2024年6月、文藝春秋)
単行本未収録作品
- 「奢る奢らない論争」(『小説丸』「超短編!大どんでん返しExcellent」2023年12月)
- 「透けてますけど?」(『小説現代』2024年5・6月合併号)
- 「演じろ、櫛田」(『小説新潮』2024年6月号)
脚注
出典
外部リンク
- 森バジル (@mori_basil) - X(旧Twitter)
- 森バジル (@mori_basil) - Instagram
- 森バジル - YouTubeチャンネル




